チワワの春太くんは6歳の男の子。ある日突然膵炎になってしまったのですが、手作り食への変更のみで完治しました。
こちらは、飼い主さまから治療の詳しいレポートをいただいたので、以下そのまま掲載させていただきます。
飼い主さまのレポート
ある日、急に普段よりも大人しくて尻尾も丸め体を縮めて様子がおかしかったため
翌日かかりつけの動物病院に連れ行き、血液検査を受けました。
また、超音波検査で腸管に小さな出来物があることもわかりました。
血液検査の結果、リパーゼの値が1000以上で膵炎の疑いがあるとのことでした。
先生からは脂質を抑えた食事にするようにとのことと、抗生剤などのお薬を処方されて様子をみることにしました。
(白血球数3120、リパーゼ>1000、CRP17.9)
普段食べていたドッグフード(市販の成犬用ドライフード)をそのまま与えても良いというとのことでしたので、
そのまま与えていました。人間の食べるものはほぼ与えることはなかったのですが、一切やめました。
ただもともと食べムラがあり、食べ始めるまでにとても時間がかかるタイプで規定量も食べきらないこともありました。
一週間後の血液検査では数値は下がってきましたが、その後なかなか正常値に戻らず不安定な状態が続いていました。そんな時に、膵炎には手作り食がおすすめだというハーモニーケアの先生のお話を聞きチャレンジしてみることにしました。
手作り食にしてからの一番の変化は食に対する興味が全く違うところです。
食べムラもなくなり、ご飯の時間が楽しみで仕方ない様子です。
一か月たった頃には、毛並みも変わってきて触り心地が全く違うようになりました。
1か月後の血液検査ではリパーゼ149、CRP<0.9になりました。
それから半年後2021年5月12日の検査では白血球8100、リパーゼ58で正常範囲とのことでした。
腸管の出来物に関しては3月まで毎月一回超音波検査で経過観察をしていましたが、確実に少しずつ小さくなり通院は終了しました。
飼い主さまからいただいた感想
手作りゴハンにして何より良かったことは、病気が治ったことはもちろんですが、食べムラがなくなり毎回嬉しそうに食事をする様子が見られるようになったことです。
もともと神経質で怖がりな性格のため、新しいことを始めることに不安がありました。
しかし手作りゴハンへの関心を見ると、そんな不安は全く必要ありませんでした。
今では、ゴハンの時間になると私の方に「そろそろゴハンだよ」というような視線を向けてきます。
手作りゴハンの入ったお皿を持っていくと、大喜びで走り回ります。
ドッグフードの時はなかなか食べてくれないし、そのまま1日食べないような時もありました。
憂鬱になるし心配になるし、きっとお互いにストレスになる時間だったと思います。
それが今では、ワンコにとっても飼い主にとっても楽しくて幸せな時間になっているなと本当に嬉しく思っています。
また、私自身は台所に立つのが好きなタイプではないので、負担になるかなと思ったのですが、週一回1週間分を作り置きする方法で無理なく続けることができています。
その際に先生にはなるべく負担にならない方法も相談することができたので、随分気持ちが楽になりました。
病気が治って、もとのドッグフードに戻すことも可能でしたが、とても喜んで食べている姿を見るとこのまま手作り食を続けていきたいと思います。
今回手作りゴハンをつくることになるとは思ってもいませんでしたが、先生のフォロー(レシピ作成や手作り食への移行の仕方など)のおかげで、悩まずにスムーズに取り組むことができて本当に助かりました。
私達飼い主にとってもワンコにとっても、手作りゴハンは心も体も健康になる大切なものとなりました。
どうもありがとうございました。
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